コクヨさんの名古屋オフィスをお借りして、エンジニアLink@名古屋を開催!
4年ぶりにリアルで会った名古屋の方、東京から駆けつけたお馴染みメンバー、長崎や神戸からの初参加の方など、距離や職種を越えて、ものづくりに関心のある多くの方が集まりました。みなさん、お忙しい中、ありがとうございます!
日本を代表するモノづくり企業であるパナソニック・くらしアプライアンス社の安平さんがゲスト。ご自身の「仕事の要諦」について語ってくださいました。
30年以上、モノづくりに携わる中で、時間や経験を通して磨かれてきた考え方、大事にしている視点について、とても分かりやすくユーモアも交えながらのお話に、一同、共感と納得の嵐!
■内容を簡単にサマリーすると
・つながりや問題を徹底的に“みえる化”する
過去、8メートルのプロセス図を工場メンバーと書いたことも(笑!)その後、重要な問題をみえる化することに落ち着いたそう。
・見た目の結果ではなく、再現性のあるモノづくりのプロセスを設計する(脱・現物合せ)
インプットとアウトプットの間にある、プロセス条件も明確に設計する。y=f(x)と表現していたのが、エンジニアにはフィットしていた様子。
・目先の状況に囚われず、勝てるありたい姿から“真因”を特定していく
“真因”を特定することがとにかく肝。ときに事業軸、ときにモノづくり軸から、製品開発プロセスに関わってきた安平さんならではの、リアルかつ本質的な語りに、みなさんが真剣かつ自分と照らしながら聞いているのが、よく伝わってきました。
Q&Aでは、自社の課題も率直に共有されて、参加者から「うちもそこで悩んでるんです~」と共感の声もあがっていました。
最後、安平さんの「パナソニックが良くなれば、日本のモノづくりも良くなると思って、今も頑張っています」という締めくくりが、とても印象的でした。
自分ももっと仕事にプライドをもって頑張ろう、と身が引き締まる思いがしました!
■一部、参加者の感想をご紹介します。
・研究者と製造現場がどう関わると良いのか、ヒントが見えた。
・商品企画と製品企画に明確化(目標の具体化)がなんとなく無意識でやっていたことを言語化したモノが見れてスッキリしました。
・“裏の競争力”というのが面白かった。真因を探るのは苦労しているので、詰まった時の打開策みたいなものを知りたいと思った。
・製品企画の重要性。OEMを前提にするモノづくりをする企業と戦う中でより重要になる、と思った。
・現物合わせはしちゃいけない。でも上司がやりたがるのはどこも一緒で、都合の良いデータがあると安心するからなのだろうなと感じた。
・初めてでも溶け込みやすい雰囲気を作っていただき嬉しかったです。オフィスツアーも楽しかったです!
会場を貸してくださったコクヨさんは、働き方やオフィス空間の課題を解決するオフィスづくりを実践されています。今回、会の前に希望者でのオフィス見学ツアーも開催。
ご協力ありがとうございました!
■さて、次回は来年1月26日(金)に東京で開催予定。
次は、どんな面白いことをしようか、これから構想を練ります。エンジニアLinkはみんなでつくる場、みなさんからのアイデアの持ち込みや会場の提供も大歓迎です!
日本のモノづくりを面白くしたいみなさんと、また、お会いできるのを楽しみにしています!
エンジニアLink
源明・太田・炭元
HELLO,FUTURE! エンジニアLink
■お申し込みはこちらから
#エンジニア #エンジニアLink #面白く #モノづくり #面白く仕事をする人を増やす