エンジニアLinkラボ・オープン講座・第1弾では、電機メーカーのR&Dで活躍する浅井さんがアイデアを発想する際に使っている”バリューグラフ”をみなさんに紹介してくれました。
【5/25オープン講座・開催レポート】エンジニアLink参加メンバーによるオープンラボ初開催!テーマは「エンジニアの創造性を引き出すプロダクト起点のアイデア発想」
第1弾では、電機メーカーの研究職として活躍している浅井さんがアイデアを発想するときに活用している手法”バリューグラフ”をみなさんに紹介。実際に参加メンバーでトライしてみました!内容は、スタンフォード大学の故石井浩介教授らが開発した価値工学のバリューグラフを使って、自分が携わっている、関心がある製品・サービスの価値の深堀りです。
例えば、洗濯機、電線、飛行機、プリンタ・・・などなど。参加しているメンバーが実際に関わる製品で考えるワーク、みなさん、概念化が本当にうまい!当たり前に潜んでいて、ちょっと思いつかないような新たな価値を発見した人が続出。中身をちょっとだけ紹介します!
- 会計システム → "今"を知り、"今"を生きる
- アルミストロー → 感動を閉じ込める
- 水性ゲルボールペン → 自分に自信を持てる
- ヘアドライヤー → 週明け月曜・朝の救世主!(上履き・笑)
他にも、紹介しきれないほどたくさんの素敵な新価値を発見、パチパチパチ!浅井さんも、みなさんの発見した価値の豊かさに驚いていました!浅井さんが言われていた「このワークをすると、自分の製品がもっと好きになれるんです」という言葉に、”納得”の一言です。参加メンバーみんな、終わった後に幸せな気分になれました。
■参加したみなさんからの感想
- 「好き」がエンジニア視点で集まった、すてきな場で、元気が出ました!
- 新たな価値を見出すための新たな手法を学べて面白かった。多くのメンバーでやってみたい
- みんなでバリューグラフを埋めるところが楽しかったです!
- 企画などする時にアイデアが出ないで苦しんでいたことがあったので、非常に参考になった。
- 「日本のエンジニアはマイナスをゼロにする考えをすることが多い」「最後に幸せを持っていくことでゼロをプラスにする考えを広げていける」といった話が印象的に感じました。
■プレゼンターの浅井さんから一言
もともと、アイデア発想や価値発見のためのツールだと思っていましたが、今回のワークを通じて、広告戦略にも使えるという気づきを得て、バリューグラフ自身の新たな価値を発見できました。エンジニアLinkで、皆さんの協力があれば、発想法でさえもアップデートできる。そんな素敵な場に参画できて幸せでした。ありがとうございました!
参加者だけでなく、発表者にも大きな発見があったようで、よかった!浅井さん、トップバッターお疲れさまでした。
■次回のオープン講座:6月22日(水)の開催です。
次回のテーマは「エンジニアの新しい見方を獲得しよう!~エニアグラムを使った性格タイプ診断」。自分や他者の思考の傾向を知り、もっと仕事やチームワークに活かすためのセルフ診断とワークにトライします!プレゼンターは自動車部品メーカーにお勤めの長屋さんです。
「言われてみれば!」の自分の面白い一面に改めて気づけるかも!?みなさんのご参加、お待ちしています!
【動画】浅井さんが参加できなかった方、参加したけど改めておさらいしたい方のために、動画をまとめてくださいました。40分程度の動画です。ぜひ、見てみてください。浅井さん、ありがとうございました!